カイゼン・ジャーニー

■ 感想

アジャイルの実践方法を物語を通して読み進めることができる。個人的にはウォーターフォールをあまり経験したことがない。かといってアジャイルをやったことがあるわけでもない。いくつかの現場を経験してきたけれども、所謂ウォーターフォール的な開発には当たったことがなかった気がする。この本にも書かれているような状況にはなったことがない。なので「アジャイルが良い!」と言われても「今と何が違うんだ?」と思ってきてしまっていた。たぶんアジャイルではないけれども、それに近い感じでの現場が多かったからであろうか。恵まれてきたということなのかもしれない。

今まで知らなかったアジャイルの手法(?)等も多々説明があってわかりやすかった。もちろん全てを今の現場に持ち込むこともないが、一部はもしかしたらあるかもしれない。

Infrastructure as Code – クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス

■ 感想

Infrastructure as Code“と聞くと、最近では”Puppet“/”Chef“/”Ansible“を思い浮かべるが、この本で書かれている”Infrastructure as Code“はもっと大きな括りで語られている。

初めてのAnsible“を読んで、その流れでこの”Infrastructure as Code“を読んだのであるが、”Terraform“等にも知見があると読んでいて更に面白いと思われる。自身は多少は知っているもののそこまで”Terraform“等にも明るくないので、なんとなくのイメージで読み進めてしまった。

誤字脱字がほとんどなく読みやすかった。”awascli”というのがあったり、少々読みづらい箇所もあるにはあったが、ほんの僅かであった。

インフラデザインパターン

■ 感想

本がでかい。ページが厚い。表をたくさん記載しているからか無駄に本がでかくてジャマである。いつもの「WEB+DB press plus」のシリーズとサイズが違いすぎて並べるわけにもいかず…。随分長い間積ん読状態であったものをようやく読んだ。

内容については、図が多く参考になりそうなものもあった。が、期待し過ぎていたのか少々期待はずれでもある…。

ITエンジニアとして生き残るための「対人力」の高め方

■ 感想

本棚にあって昼休みに手に取ってみたところ、わかりやすく書かれていて読みやすかったので読んでみた。

社外編・社内編と各15ケースの具体例が書かれていて、失敗例と成功例が具体的でわかりやすい。読んでいて「あーあるある」というネタが多かった気がする。自身も対人力が高くない。かつ周囲の人も高くはなかったということであろうか。

黙って技術だけをやっているだけでは、これから先もある程度までしかやっていくことはできない。人との繋がりがあると今の仕事が終わってしまっても、次から次へと仕事が来るようになるであろう。

と、わかってはいるものの、やはり人付き合いはあまり好きではない。一緒に仕事をして、自身の技術力や人柄を認めてもらえて、仕事に誘ってもらえるのが自身としては一番である。

久しぶりに読んだ本である。最近まとまった時間が取れないのであまり読んでない。