Shipyard – deploy

Dockerの管理ツールとしての表題を試してみる。

■ 環境

  • Shipyard 3.0.3
  • Docker 1.10.3
  • Docker Machine 0.6.0
  • Mac OSX El Capitan

■ shipyard

DockerをWebUIで管理することができる。

shipyard-001

https://shipyard-project.com/

■ deploy

install“かと思いきや”deploy“である。Dockerのコンテナとして起動するようだ。よって事前にDockerの環境を確認しておく。

Dockerは`docker-machine`で稼働させている。下記の通り。

$ docker-machine ls
NAME    ACTIVE   DRIVER       STATE     URL                         SWARM   DOCKER    ERRORS
local   *        virtualbox   Running   tcp://192.168.99.100:2376           v1.10.3
$

実行する。

$ curl -s https://shipyard-project.com/deploy | bash -s
  :
Waiting for Shipyard on 10.0.2.15:8080
....
Shipyard available at http://10.0.2.15:8080
Username: admin Password: shipyard
$

今回は`docker-machine`で起動しているDockerホストで稼働させている為、表示されたURLにアクセスはできない。DockerホストのIPは前述の実行結果から得られているので、それを元にアクセスする。今回は下記の通り。

http://192.168.99.100:8080/

shipyard-002

前述の”Username/Password“でログインする。

shpyard-003

いろいろと情報を見ることができる。すべてCLIで取得できる内容である。CLIに慣れない人であったり、外部から2375ポートにアクセスできなかったりする場合等に有用なのかもしれない。

またコンテナを新規に起動したり、起動しているコンテナの停止等の操作、コンテナイメージの管理、ログの参照といったことも一通りできるようだ。

今回は`deploy`しただけであるが、swarmetcdなどのコンテナも一緒に稼働し、1ノードのみではあるがDockerクラスタ環境が自動的に構築される。すでにDockerクラスタ環境を構築済みである場合には、これらは不要なのでオプションで既存のものを使用するようにするか、手動でそれぞれ適当なコンテナを起動する必要があるようだ。

以上。

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