boot2dockerインストール

Macにおいて表題の通り。今更感もあるがboot2dockerをインストールする。

■ 環境

  • Mac OSX (10.9.5)
  • boot2docker 1.7.1
  • Homebrew

■ これまで

boot2dockerの存在自体も知っていたし、検索するとどれもboot2dockerで構築した環境を元にした記載内容だったりするのだが、自身の環境では使用していなかった。ローカルの今までの環境は下記の通り。

Vagrant > VirtualBox > CoreOS > Docker

coreos/coreos-vagrant
https://github.com/coreos/coreos-vagrant

上記をgit cloneし、vagrant upで起動したVMにログインしてDockerを触っていた。boot2dockerも結局同じものなんでしょ?と勘違いをしていたようなので、今回boot2dockerの導入に至った。

boot2dockerは、VirtualBoxで起動されたVM上でDockerサービスを動かすのは同じであるが、dockerコマンド自体はローカルから叩く

■ インストール

Homebrewでインストールが可能であった。

$ brew install boot2docker

依存でdockerもインストールされた。

■ init

$ boot2docker init

下記を行っているようである。

  1. boot2docker.isoをダウンロード(VM用)
  2. SSH鍵の作成

isoのダウンロード先は、~/.boot2dockerであるし、SSH鍵は ~/.ssh配下であるので、initコマンドの実行はどこで行っても問題ない。

■ up

Dockerサービスを稼動させるVMを起動する。up/start/bootどれでも良いらしい。

$ boot2docker up
Waiting for VM and Docker daemon to start...
..........................ooooooooooooooooooooooooo
Started.
Writing /Users/withsin/.boot2docker/certs/boot2docker-vm/ca.pem
Writing /Users/withsin/.boot2docker/certs/boot2docker-vm/cert.pem
Writing /Users/withsin/.boot2docker/certs/boot2docker-vm/key.pem

To connect the Docker client to the Docker daemon, please set:
    export DOCKER_HOST=tcp://192.168.59.103:2376
    export DOCKER_CERT_PATH=/Users/withsin/.boot2docker/certs/boot2docker-vm
    export DOCKER_TLS_VERIFY=1

Dockerサービスが稼動するVMが起動すれば、以降はローカルの環境変数に最後の設定を入れておく。

■ 感想

Dockerサービスを稼動させるだけのVMで、クライアントはローカルから直接アクセス。この形式はクラスタ化した時に更に有益なものになるのだろう。

docker-machineもあるとのことなので、次はそちらを見てみることにする。

■ 関連

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